フードデリバリー利用者数ランキング!Uber Eats・出前館・ロケットナウの勢力図を比較

※本記事にはPRを含みます。

日本のフードデリバリー業界で、現在最も多く利用されているサービスはどこなのでしょうか?

かつてはUber Eatsや出前館を中心に複数のサービスが競争していましたが、2026年にはWoltやmenuが日本市場から撤退し、業界の勢力図が大きく変わっています。

一方、2025年に日本へ参入したRocket Now(ロケットナウ)は急速に利用者を増やし、2026年には月間アクティブユーザー数で業界2位に浮上したと報じられています。

この記事では、Uber Eats・出前館・Rocket Nowの3社について、最新の利用者数や市場動向を比較します。

さらに、実際にフードデリバリーの配達を行うドライバーの視点から、今後どのサービスが伸びる可能性があるのかについても考察します。

この記事で分かること

  • 利用者数が最も多いフードデリバリーサービス
  • Uber Eats・出前館・Rocket Nowの最新利用動向
  • Rocket Nowが業界2位に浮上した理由
  • Wolt・menu撤退後のフードデリバリー業界
  • 配達員目線で考える各社の将来性

2026年のフードデリバリー業界は3社が中心

2026年現在、日本のフードデリバリー市場はUber Eats・出前館・Rocket Nowの3社を中心とした競争に変化しています。

以前はWoltやmenuなども大手サービスとして競争していましたが、2026年には相次いで日本でのサービスを終了しました。

Woltは2026年3月、menuは同年9月30日にサービスを終了しています。

こうした撤退が続いたことで、現在は主要3社を中心とした市場構造になっています。

現在の主要フードデリバリー3社

  • Uber Eats(ウーバーイーツ):2016年に日本でサービス開始。国内最大級の利用者基盤を持つ。
  • 出前館:長年にわたって国内でサービスを展開している日本の大手デリバリーサービス。
  • Rocket Now(ロケットナウ):2025年1月に日本でサービスを開始。送料・サービス料無料を特徴に急成長。

特に注目されているのがRocket Nowです。サービス開始から短期間で利用者を増やし、既存の大手2社を追いかける存在になっています。

【2026年最新】フードデリバリー利用者数ランキング

まずは、現在公表されている情報をもとに、主要3社の利用規模を比較してみます。

サービス最新の利用動向順位・状況
Uber EatsMAU約620万人1位
Rocket NowMAU業界2位2位
出前館最新の同一基準のMAUは未確認主要3社の一角

※2026年11月6日時点で確認できた報道・調査情報を掲載しています。Rocket Nowと出前館については、Uber Eatsと同じ基準で比較できる最新のMAU実数が公表されていないため、人数を推測して掲載していません。

1位:Uber Eatsは月間620万人

現在、日本国内で最も多くの月間アクティブユーザーを抱えているのがUber Eatsです。

2026年11月4日の時事通信の報道によると、米調査会社Sensor Towerのデータで、Uber Eatsの国内MAU(月間アクティブユーザー数)は約620万人となっています。

国内市場の過半数を占める規模とされており、依然として圧倒的な存在感を持っています。

さらに、2026年10月には日本国内の累計注文数が10億件を突破したことも発表されました。

2016年の日本参入から長年にわたってサービスを展開してきたことに加え、知名度や加盟店、配達ネットワークの規模が大きな強みとなっています。

Rocket Nowが急成長している現在でも、Uber Eatsが国内トップの座を維持していることが分かります。

2位:Rocket Nowは業界2位に急浮上

現在、最も勢いのあるフードデリバリーサービスの一つがRocket Nowです。

2025年1月に日本でサービスを開始したRocket Nowは、送料・サービス料が無料になる「ゼロ配」などを武器に利用者を急速に増やしてきました。

2026年9月には累計アプリダウンロード数が800万件を突破。さらに、月間アクティブユーザー数でも業界2位に浮上したと報じられています。

ただし、累計800万ダウンロードは、実際に毎月利用している人数を示すものではありません。現在の正確なMAUは公表されていないため、Uber Eatsの620万人と単純に比較することはできません。

それでも、サービス開始から約1年半で国内2位のMAUに成長したことは、非常に大きな変化といえるでしょう。

3位:出前館は長年の運営実績が強み

出前館は、Uber EatsやRocket Nowとは異なり、長年にわたって国内のデリバリー市場を支えてきたサービスです。

2000年にデリバリー総合サイトを開設し、現在まで全国規模でサービスを展開しています。

Rocket Nowの参入によって市場競争が激しくなっていますが、長年の知名度や加盟店ネットワークは出前館の強みです。

一方、2026年8月期の連結決算では8期連続の最終赤字となり、経営面では厳しい状況も続いています。

なお、出前館についてはUber Eatsの620万人と同じ基準で比較できる最新のMAU実数を確認できていません。過去の調査データと現在のMAUを混同しないようにする必要があります。

調査会社のデータから見る3社の利用者数の変化

ここで、2026年10月21日に公開されたヴァリューズの調査も見てみましょう。

同社のWeb行動ログ分析ツール「Dockpit」を使った調査では、2024年8月から2026年7月までの主要フードデリバリーアプリのユーザー数推移が分析されています。

この調査によると、各サービスのユーザー数は次の範囲で推移していました。

サービス調査期間中のユーザー数
Uber Eats約380万〜480万人
出前館約290万〜340万人
Rocket Now2026年5月に約470万人

※ヴァリューズの調査によるWeb行動データ上の推計値です。Sensor Towerが報じたMAUとは調査方法・指標が異なるため、上記の数値を同一基準のMAUランキングとして扱うことはできません。

Rocket Nowは2026年5月に約470万人まで増加

特に注目したいのがRocket Nowの成長です。

同社の調査では、Rocket Nowは2026年5月に約470万人までユーザー数を伸ばしました。

一時はUber Eatsに並ぶ規模まで成長したことが分かります。

しかし、その後は減少に転じ、2026年7月には5月と比較して約3割減少しました。

急激に利用者を増やした一方で、その勢いを維持することが課題になっている可能性があります。

Rocket Nowの成長でUber Eatsや出前館の利用者は減った?

興味深いのは、Rocket Nowが急成長した時期でも、Uber Eatsや出前館のユーザー数が大きく落ち込んでいない点です。

つまり、Rocket Nowが利用者を増やしたからといって、既存サービスの利用者がそのまま移動したわけではないと考えられます。

フードデリバリーを利用する人が複数のアプリを使い分けている可能性もあります。

例えば、Rocket Nowでは送料無料の店舗を探し、Uber Eatsでは使い慣れた店舗やクーポンを利用するなど、注文する状況によってアプリを変えている人もいるでしょう。

今後は単純な新規利用者の獲得だけでなく、どれだけ継続的に注文してもらえるかが重要になりそうです。

なぜRocket Nowはここまで成長したのか?

Rocket Nowが短期間で利用者を増やした理由として、大きいのが送料・サービス料無料の「ゼロ配」です。

送料・サービス料無料のゼロ配

通常、フードデリバリーでは商品代金に加えて配達手数料やサービス料などが発生する場合があります。

Rocket Nowは、こうした追加料金を抑えた分かりやすい料金体系を打ち出してきました。

特に、店頭と同じ価格で注文できるというメリットは、利用者にとって大きな魅力です。

これまでフードデリバリーは便利だけれど高いというイメージがありましたが、料金面のハードルを下げたことが新規利用者の獲得につながったと考えられます。

積極的なキャンペーンと新規エリアへの拡大

Rocket Nowは新規利用者向けのクーポンやキャンペーンなども積極的に展開してきました。

また、対応エリアや加盟店を増やすことで、これまで利用できなかった地域にもサービスを広げています。

利用者にとっては、初回注文のハードルが低く、使える店舗が増えていくことがサービスを試すきっかけになります。

こうした価格面のメリットと積極的な販促が、急成長を支えた要因と考えられます。

Uber Eats・出前館も対抗!フードデリバリーの価格競争

Rocket Nowの成長は、既存の大手サービスにも影響を与えています。

特に注目したいのが、店頭と同じ価格で注文できるサービスや送料無料施策の広がりです。

  • Uber Eats:Uber Oneなどの会員特典や対象注文の手数料無料施策を展開。
  • 出前館:「お店価格で出前館」や送料無料施策を展開。
  • Rocket Now:送料・サービス料無料のゼロ配を特徴として展開。

これまでフードデリバリーは、店頭で購入するより高くなることが一般的でした。

しかし、各社が価格面で競争するようになったことで、利用者にとっては選択肢が広がっています。

一方で、価格競争が激しくなれば、各社の利益や配達員への報酬にも影響する可能性があります。

利用者を増やすことと、事業として利益を確保することの両立が今後の課題になりそうです。

配達員目線で見る3社の将来性

ここからは、実際にフードデリバリーの配達を行う立場から、各サービスの今後について考えてみます。

利用者数が多いことは、注文数や配達機会の多さにつながる可能性があります。しかし、利用者数だけで配達員の稼ぎやすさが決まるわけではありません。

注文数、配達員の稼働人数、報酬単価、配達距離、キャンペーンなど、さまざまな要素が関係します。

Uber Eats:安定した注文基盤が強み

Uber Eatsの最大の強みは、国内トップクラスの利用者数と長年築いてきた配達ネットワークです。

利用者や加盟店が多いことは、注文が発生する機会の多さにもつながります。

一方で、配達員の数も多いため、必ずしも注文を獲得しやすいとは限りません。

今後も国内最大級のサービスとして、安定した注文基盤を維持できるかが注目されます。

Rocket Now:今後の成長次第では大きなチャンス

配達員目線で特に注目したいのがRocket Nowです。

2025年に始まったサービスが、わずか1年半ほどでMAU業界2位まで成長したことは大きな変化です。

今後、利用者や加盟店がさらに増えれば、配達依頼が増える可能性があります。

ただし、利用者数が増えれば配達員も増える可能性があるため、注文数だけでなく配達員との需給バランスも重要です。

また、キャンペーンや送料無料施策を継続できるか、配達員にとって魅力的な報酬体系を維持できるかも注目したいポイントです。

出前館:既存の利用者基盤を維持できるか

出前館は長年の知名度と国内での運営実績が強みです。

一方、Rocket NowやUber Eatsとの競争が激しくなるなか、今後どのように利用者を維持・獲得していくかが課題になります。

配達員にとっても、注文数や報酬条件の変化を継続的に確認していく必要があるでしょう。

まとめ:2026年はUber Eatsが首位、Rocket Nowが2位に浮上

2026年11月現在、日本のフードデリバリー市場はUber Eats・Rocket Now・出前館の3社を中心とした競争になっています。

  • Uber Eats:MAU約620万人で国内トップ。
  • Rocket Now:累計800万ダウンロードを突破し、MAUで業界2位に浮上。
  • 出前館:長年の運営実績と利用者基盤を持つ国内大手。

Rocket Nowは2026年5月に一時約470万人のユーザー規模に達するなど、急速な成長を見せました。一方で、その後の調査では減少も確認されており、今後の継続利用が課題になりそうです。

Uber Eatsは依然として圧倒的な利用者基盤を持っていますが、Rocket Nowの成長によって市場競争は確実に変化しています。

配達員にとっても、今後どのサービスに注文が集まるのか、各社がどのような報酬やキャンペーンを展開するのかは重要なポイントです。

今後もフードデリバリー市場の動向を追いながら、配達員にとって稼ぎやすい環境がどのサービスで生まれるのか注目していきたいところです。

※本記事は2026年11月6日時点で確認できた公開情報をもとに作成しています。利用者数は調査会社や集計方法によって異なります。MAU・累計ダウンロード数・Web行動データ上のユーザー数は、それぞれ異なる指標です。