【体験談】本業配達員が辞めたくなる瞬間5選|出前館&Uber Eatsで生活するリアル
出前館やUber Eatsで本業として配達している人は少なくありません。
「時間の自由さ」「頑張った分だけ稼げる」というメリットは大きいですが、
生活の柱にすると、思わず辞めたくなる瞬間が必ず訪れます。
今回は、実際に本業配達員が経験する「辞めたくなる瞬間」と、
その乗り越え方を具体的に解説します。

目次
- 1. 注文者からのクレームや暴言を受けたとき
- 2. 閑散期で稼げず生活が苦しくなったとき
- 3. 雨の日の事故リスクに怖さを感じたとき
- 4. 乗り物が故障して収入が途絶えたとき
- 5. 精神的に追い込まれて「もう無理」と思ったとき
- 本業配達員が長く続けるための工夫
- まとめ
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1. 注文者からのクレームや暴言を受けたとき
本業配達員にとって、注文者からの理不尽なクレームや暴言は大きなストレスです。
特に、配達員が悪くなくても「遅い」「冷めている」と言われることがあります。
出前館やUber Eatsでは、
- 配達員の数に対して注文が多いとき
- 遠距離案件を高単価で受託したとき
こうしたケースで到着が遅れやすくなります。
結果的に、注文者の不満が爆発し、低評価や暴言につながるのです。
本業配達員は「毎日の収入」に直結するので、低評価が続くと精神的にかなり追い込まれます。
2. 閑散期で稼げず生活が苦しくなったとき
出前館もUber Eatsも、
繁忙期(年末年始・GW・雨の日)と
閑散期(春・秋の平日など)の差が激しいです。
副業なら「今日は少なかった」で済みますが、
本業配達員は生活費を稼がなければならないため、鳴らない日が続くと辞めたくなります。
特に出前館は単価が高い分、閑散期に鳴らないと致命的。
Uber Eatsは案件は多いですが、
単価が低く「数をこなしても生活費に届かない」ことも。
両方掛け持ちしても、どちらも不調な日は本当にきついです。
3. 雨の日の事故リスクに怖さを感じたとき
雨の日は配達単価が上がりやすく、本業配達員にとっては稼ぎ時です。
しかし同時に、事故リスクが大幅に上がります。
実際に、
- 濡れたマンホールや白線でスリップ
- 車からの視認性が悪く接触されかける
- 荷物も濡れてクレームの原因になる
といったトラブルは日常茶飯事です。
「事故ったら数週間〜数ヶ月収入ゼロ」というリスクを考えると、
本業配達員ほど「雨の日に稼ぐ=怖い」と感じ、辞めたくなる瞬間があります。
4. 乗り物が故障して収入が途絶えたとき
バイクや自転車は配達員の命綱です。
もし故障すると、修理中は稼働できず収入がゼロ。
さらに、修理代や買い替え費用が数万円〜十数万円と重くのしかかります。
副業なら「直るまで休む」で済みますが、
本業配達員は生活費が止まります。
「修理代を払えない」「休む余裕がない」という状況は、
辞めたくなる原因のひとつです。
5. 精神的に追い込まれて「もう無理」と思ったとき
本業配達員は、常に「今日いくら稼げるか」が頭をよぎります。
休めば収入ゼロ、稼がなければ生活できない。
そのプレッシャーの中で暴言・閑散期・事故リスクが重なると、
心が折れそうになるのです。
「辞めたいけど辞められない」
これこそ本業配達員が直面する最大のジレンマです。

本業配達員が長く続けるための工夫
辞めたくなる瞬間は誰にでもありますが、工夫次第で乗り越えられます。
① 複数アプリを常に稼働する
出前館とUber Eatsはもちろん、menuやWoltなども登録し、鳴らない時間を減らす。
② 修理費・生活費の積立を作る
1日500円でも積み立てれば、故障や閑散期の備えになります。
③ 稼げる時間・エリアを把握する
ランチ・ディナー中心、繁華街エリアを狙うなど、効率的に稼働する。
④ 健康管理を最優先にする
雨の日は無理をせず、身体を壊さないことが最重要。
配達員の最大の資本は自分の体です。
まとめ
出前館やUber Eatsを本業にすると、
自由さと引き換えに生活のすべてが配達に依存します。
その中で「辞めたくなる瞬間」は必ずやってきますが、
工夫や備えをすれば長く続けられます。
これから本業配達員を目指す人は、
- 出前館とUber Eatsを掛け持ちすること
- 修理費や生活費の備えを持つこと
- 無理をしない稼働スタイルを作ること
この3つを意識しておきましょう。
自由に働きたい人にとって、本業配達員は大きなチャンスです。
正しい知識と工夫で「辞めたくなる瞬間」を乗り越えていきましょう。